ポジティブな思考と言葉遣いで幸せ度と印象アップ
同じ情報でも言葉遣い一つで印象は大きく変わる。前向きな思考でポジティブな表現とクッション言葉を使いこなそう。
否定的な表現(ネガティブな言葉)は極力避ける
お客様がお求めになりたい商品があいにく売り切れだったとしましょう。
このような時は「〇〇はございません」「〇〇は売り切れました」などと伝えると、非常にぶっきらぼうな印象を与えネガティブな表現となります。
お客様の意図に沿わない情報を伝える際には「申し訳ございませんが」「誠に恐縮ですが」などの「クッション言葉」を加えます。これによって、ネガティブな理由や表現がなくなる訳ではありませんが、少しだけネガティブな表現からやわらかい表現に変えることができます。
しかし、いずれにせよお客様の希望を満たしたわけではありませんので、これだけではまだ十分な対応とは言えないでしょう。
ご要望にお答え出来ない時には、代替案を提案することが大切です。「出来ません」というネガティブな表現、言葉を使わずに、何ができるかを考えて実行するのです。これによりさらにネガティブな「出来ない」事がポジティブに変える手助けになります。
「こちらに同じようなデザインの品がありますが、いかがですか?」などと別の商品をご案内すれば、否定的な印象(ネガティブ)が薄まる効果がありポジティブな印象になります。
飲食であれば、急いで材料を調達することで対応できるかもしれません。当然、他のお客様のご迷惑にならない範囲での対応にとどめるべきですが、まずは何をどこまでできるかについて店長や責任者に事実確認をすることです少しでもネガティブをポジティブに変えましょう。
最初に商品がないと知った時点で、お客の期待値は一度下がりお客様自身もネガティブな気持ちになります。そのため、完全には期待に添えなくても、「きちんと確認してくれた」「同じようなものを用意してくれた」という誠意が伝わるだけで、ポジティブな気持ちになり、幸せを感じご満足いただけるのです。
お願いをするときも柔らかい表現を使う
禁煙席でタバコを吸い始めたお客様を見かけた時には、どのような言葉をかけるべきでしょうか。
「おタバコはご遠慮ください」「喫煙席でお願いします」のような命令的な表現では、お客様にネガティブな表現で気持ちになりますのでもっと柔らかい(ポジティブ)な表現に変えるといいでしょう。
この場合「喫煙席でお吸いになれますので、あちらでお願いできますでしょうか?」のように、依頼方の表現で伝えるとスマートでありポジティブな表現となります。
最初に「恐れ入りますが」などのクッション言葉をつければなおさら良い表現となりポジティブな表現で合格です。
★最後に一言★
目指せ!ポジティブ!そして、学ぼうポジティブ心理学!ポジティブな性格やポジティブな考え方で失敗も失敗だと考えなくなります。自分の人生ももポジティブな表現で幸せな脳に!
前向きな考え方になり自分自身の人生も幸せな気持ちで楽しくなりますよ!