「出合いの提供」と言えば「大手の結婚相談所」から「個人での友人の紹介」など様々な手段、方法があります。もちろん、その中に一つが「社会人サークルの運営での出合いの提供」です。
しかし、大手の結婚相談所も個人で友人を紹介されている方であっても社会人サークルの運営での出会いの提供であっても、継続するにはお客様目線つまりは顧客目線に立った視点で出合いという商品を提供しなければならないというのは、お判りいただけると思います。
そこで出会いを提供する上での大事な「真のお客様目線」と「真の顧客目線」を社会人サークルの運営に大事な点も併せて丁寧に説明したいと思います。
出合いの先にあるものを考える視点
あなたは魚をたくさん釣りました。
そこに空腹の人が現れ、あなたが持っている魚を一匹くださいとお願いされました。
さて、この回答としてどちらが真の優しさだとあなたは思いますか?
- 要望通りに魚を一匹あげる。
- 要望通りに魚はあげない。ただし、釣り道具を上げて魚の釣り方を教える。
Aの回答は確かにこの相手の要望に沿った事を行っています。
しかし、Bの回答は相手の要望を聞いた上で本当の目的を的確に捉えており、その答えになっていると思わないでしょうか?これが社会人サークル協会が考える社会人サークルの運営などの出会いを提供する上での「真のお客様目線」であり「真の顧客目線」です。
これを友人に紹介する形で考えてみます。この場合は友人であっても顧客です。
例えば、あなたが友人同士(顧客)を紹介料をいただいて紹介したとします。その時に男性から「女性の連絡先を聞く勇気がなかったから教えてくれないか?」と伝えらました。
ここで、男性に女性の連絡先をお伝えするのは「真のお客様目線」「真の顧客目線」になっているのでしょうか?
今、その瞬間だけの男性の要望を考えた場合には、すぐにでも男性にお伝えすべきです。もちろん、女性の許可を得た上での話です。
しかし、今の日本の恋愛事情で考えると男性が様々な事でリードをするというのが一般的です。また、この男性は女性の事を気に入っており、きっと次のデートに誘いたいと考えているのだと簡単に想像がつきます。
そこまでを考えた場合に、女性の連絡先などすべてを男性に伝えるのはよくありません。
なぜなら、連絡先を聞けない男性が次のデートに誘う事には無理があるからです。
今、この瞬間に魚を食べたいと言ってる男性に「女性の連絡先」という一匹の魚を与えた所で、次にまたお腹がすき、次には魚ではなく肉が欲しいというように「女性を次のデートに誘ってくれないか?」という事を言われる事が考えられるからです。
ここまでを考えると、女性の連絡先をあなたが男性にお伝えする事は、社会人サークルの運営など出会いを提供する上での「真のお客様目線」「真の顧客目線」ではないという結論に至ります。
つまり、お客様の要望をそのまま受け入れるのではなく、今望んでいる事の先にある「本当の要望」までの視点を考えその要望にお応えしなければ、社会人サークルの運営など出会いを提供する上での「真のお客様目線」「真の顧客目線」ではないという事です。
認定サークルで実施している事
一般社団法人社会人サークル協会の「社会人サークルぽるる」では個人情報のやりとりの仲介は一切行っておりません。
ご参加頂いた方より「連絡先を聞きたかったけど聞くタイミングがなかったので教えてもらえませんか?」という問い合わせを男性、女性問わずいただく事があるのですが、社会人サークルの運営において毎回お断りしております。もちろん、個人情報の関係ですと伝えお断りしておりますが、社会人サークルを運営する上での本当の理由はそうではなく、それが「真のお客様目線」「真の顧客目線」ではないと考えているからです。
ただ、「勇気を持ってと言われても、どのようにしたら勇気が持てるのかわからない」という方が社会人サークルの参加者以外の方にも多いのが実情です。
行動しなければならないとわかっているが、行動の仕方がわからない方にも対応できるという視点で、環境を整えてサービスを提供する。
これこそが社会人サークルの運営など「出会いを提供する」上での「真のお客様目線」「真の顧客目線」であると、一般社団法人社会人サークル協会では考えております。
まとめ
その方にとっては今は辛く、しんどい事かもしれませんが、今この状況を打破して自分が思い描く未来にたどり着くには乗り越えなければならない試練もある。
このように一般社団法人社会人サークル協会では考え、社会人サークルの運営する上での「真のお客様目線」「真の顧客目線」を意識し、より良い出会いを提供出来るように日々活動しております。