新入社員や新人スタッフ、さらには店舗移動など職場の人事に関する変化が多い時期といえば、4月でしょう。もちろん、社会人サークルの運営に同じ事が言えます。
社会人サークルの運営も同じですが、慢性的な人材不足とされる業種も多い中、やっと入社してくれた新人スタッフに対する対応やお店の教え方で、お客様からの印象も変わるのをご存知でしょうか?
たかが、店舗内のことだと思っておざなりにしてしまうと、クレームの原因に。新人とは今後「人財」となる財産のようなもの。
あなたの社会人サークルや店舗の新人教育はできていますか?
お客様の立場に立ち、新人教育を行うことが大切
自分がプライベートでお客様の立場に立った時に、4月は至る場所で新人スタッフをみかけませんか?それは社会人サークルでも同じ事です。
新人スタッフとはわかっていても、お客様からすればすべてが同じお店のスタッフです。多少の知識不足は仕方がないとしても、対応一つでお店の印象が決まってしまうことも十分に考えられるのです。
例えば何か質問をした時に、「少々お待ちください」「確認して参ります」を何度も繰り返したとしましょう。
確かに間違えた答えを話してしまうのはお店にとってもいいことではありませんが、何度も待たせてしまえばお客様からすれば不快に感じるもの。
これを改善する方法は何だと思いますか?
- マニュアルを作成し、知識を学ばせる。新人教育の徹底
- 店頭などお客様から話しかけられる場所にいる時は、近くに先輩スタッフもいる
- 新人スタッフとコミュニケーションを取り、質問がしやすい環境を作る
まずはこういった一つ一つから作り上げていきましょう。
新人スタッフには100%の仕事を教える
また、新人だからと一部の仕事しか教えないといつまでたっても先輩に確認しないといけない状態になってしまいます。それは社会人サークルでも同じです。
それでは新人さんの成長に繋がりません。
新人さんでも仕事は100%のものを教えるようにしましょう。
最初は覚えることも多く大変ですが、できることが増えていくと人は自信に繋がるものです。その自信が仕事をしていく上でとても大切なことになるのです。
自信を持つと、お店も好評になりその結果売上に繋がります。スタッフも仕事が楽しいと感じるようになり、「人財」となるようなスタッフを作り出すことに繋がるのです。
その分、先輩スタッフも最初は通常の業務と一緒に新人教育があるので大変かもしれませんが、そこはスタッフ同士がお互い協力し合うことも大切です。
ただし、100%の仕事を教えたからといってそのまま放置はしないこと。
できるだけ毎日オリエンテーションを行い、今日はどんなことがあったのか、トラブルや改善点、お客様に誉められたことなど情報の共有を行うようにしましょう。
新人教育は最初が肝心です。また、向かいあう時間も十分に取るようにしましょう。新人スタッフの質がいい店舗がお客様からみても気持ちがいいものです。
★最後に一言★
自分が新人になった時の事を思い出してみましょう!