うまくいく人、達成する人の目標はすべて基準が高い
起業してどんどん成長・成功していく経営者や会社があります。社会人サークルの運営者においても同じです。逆にその一方で、停滞している会社や社会人サークルもあります。もちろん、営業マーケティング等の経営手法に問題がある経営者や社会人サークル運営者もいれば、そうでない経営者や社会人サークル運営者もいます。
ただ、うまくいっている経営者や社会人サークル運営者も営業マーケティング等だけではありません。根本的に意識の根底に違いがあるのです。
それは、自らで定めた自分の基準の高さです。こんな話を聞いたことはあなたはないでしょうか?
「私はあなたの年収を当てることができます。まずは自分の親しい知人や友人など5人を思い浮かべて下さい。そしてその5人おおよその年収を教えて下さい。そうです。その5人の年収の平均があなたの年収とほぼ同じはずです。」
うまくいっている経営者や社会人サークル運営者の多くは、周り(自分以外の他人)にいる人の基準が、全てにおいてとても高いのです。
つまり、まわり(自分以外の他人)の高い基準がどんどん自分を押し上げていき、そしてそれに自然と必要を感じて近づいていくのです。それは、無意識のうちに思考や行動が具体的に似てくるからです。
はじめのうちは、自分が惨めな思いをするということで、当然のことながら高い基準グループにいると居心地が悪いはずです。ただ、そこから吸収できるものは計り知れません。
プライベートで安い居酒屋に行ってませんか?
例えば、プライベートで食事をするときのお店選びでも見えない基準が存在しています。
見えない基準は、自分で選んでいるようでいて、無意識のうちに自分の置かれている周りの環境によって、選定・構築されていくのです。
比較的センスのいいお店を選ぶ人や、味にこだわる人などの集団に慣れ親しんでいると、何の抵抗もなくセンスのいいお店を探すようになります。
その一方で、いつもチェーン店のような安い居酒屋ばかりで充足してしまう集団に慣れ親しんでいると、どんなイベントでもいつもの居酒屋の延長でお店を選ぶようになってしまいます。
居心地の悪い場所、それが人を成長させる
もし、無意識にいつも決められた居心地のいい行動しか取れないようになってしまっているのであれば危険信号です。
これは、もちろん、仕事でも同じです。仕事の一年間の目標を前年に立てる人も多いかと思います。
そして、明らかに達成できる目標を立てる人と、かなり頑張らないと達成できない目標を立てる人など様々です。
達成できる目標を立て、それが達成できた自分をとても快感であり、居心地がいいという面もあるので、それ自体は否定できません。
ところが、上手くいく人は、明らかにその基準がとても高いのです。
100パーセントの力ではまず達成できない目標を立て、いかに達成できるかを検討し、行動に移しています。達成できればかなりの成長につながります。
つまり、このように常に仕事もプライベートもチャレンジしているのです。1年の目標ならば、現状維持という発想ではなく、昨年よりもさらに成長しようという意思表示を表しています。
今サラリーマンなのでしたらそのサラリーマン時代から全ての基準設定には、自分より高いものを持つように心がけましょう。そして、そのように基準の高い人と付き合うことで自らの基準を見直すようにしてください。
これが、成功する社会人サークル運営者になるための第一歩と言えます。
★最後に一言★
居心地の悪さに快感を覚える事が出来れば、あなたの成功はもう目の前です!