社会人サークルの運営方法で目指すべき大事な目標は「行動」
突然ですが・・・ボーリングをやられたことがある人も多いとは思いますが、どれくらいのスコアーを出しますか?
ボーリングで100点前後のスコアしか出さない人は、大概直接ヘッドピンを目がけてボールを投げます。ボールを投げる仕切り線から約20m も先にあるヘッドピンのある一点を目がけてボールを転がすことはコントロールできることではありません。
たまにストライクは出ることももちろんあるとは思いますが、それはただ、偶然でその時の運が良かっただけです。
さて、それではこのボーリングを社会人サークルの運営に活かしていきましょう。
社会人サークルの運営で、社会人サークルの運営の目標達成をこのように成り行きにしてはなりません。
なぜなのでしょうか?
話をボーリングに戻しますが、ボーリングのスコアーで200点前後だす人は、そんな投げ方をしないのです。
仕切り線から2~3メートル先にある自分の選んだスパット(レーン上に記されている目印)の上を、ボールを通過させることに意識を集中してボールを転がします。
2~3m先の目標ならコントロールできることなのです。そして、その延長線上に目指すべきヘッドピンがあるのです。
ですから、ヘッドピンを肉眼では見ていません。
頭の中でボールがヘッドピンに当たるところを鮮明にイメージしつつ、行動は、自分の選んだスパットの上をボールが通過するようにして投げるのです。
こうすればヘッドピンを外すというようなことは、まずないのです。
社会人サークルの運営の目標達成も同じです。
コントロールできない目標に対しては鮮明にイメージはするだけにしておきましょう。
つまり、スパットに相当するコントロールできる具体的な行動を決め、それを確実にやるのです。
そうすることで、社会人サークルの運営の目標達成を成り行き任せにせずに、社会人サークルの運営の目標達成の確率を高めることができます。
イチローの成功の原則
「7つの習慣」という著書はご存知でしょうか?もし、ご存知ない方は是非ともお読みください。
その「7つの習慣」で有名な著者フランクリ・コビー氏は、イチローは「行動を目標」にしていると評価しています。
最多安打記録とか、1シーズン200本安打というのは、ただ頑張って達成できる目標ではありません。
そのための具体的な行動目標の一つとして、例えば全試合出場というのが考えられます。
しかし、試合数が多く、長距離の移動も多いメジャーリーグでは全試合出場ということもコントロールできないことかもしれません。
それなら、さらに分解して、全試合出場という目標を確実にするために、コントロールできる具体的な行動目標が必要となります。
すると必要な体力づくりとか、体の手入れなどのコントロールできる具体的行動のアイディアがいろいろと浮かんできます。
イチローはそれを明確にして、設定してやっているであろうことを評価しての言葉です。
販売の仕事などでも毎月の目標の数字を掲げて、ただ頑張って達成しようとするのは、ちょうどヘッドスピンを目がけてボールを転がすのと同じです。その達成は運とか偶然次第です。
社会人サークルの運営でも、最終目標とコントロール出来る具体的な行動目標とを関連付けて、行動計画を作成することが必要なのです。
★最後に一言★
あなたの目標を再度考えてみてはいかがでしょうか?