マナーの悪いお客様は必ずいる
マナーの悪いお客様がいたら、店内の状況をよく見た上で笑顔で注意すれば相手もすんなり受け入れられる。
笑顔で注意すると聞き入れてもらえる
お店の中で大声をあげるお客様には、強い口調で注意をすると、「ふざけるな!」と激高され、かえって火に油を注ぐ結果にもなりかねません。
ここでは「ちょっとだけ静かにしてください」という内容の事を笑顔でお伝えするのがポイントです。
笑顔でニコニコしながら言えば、騒いでいるお客様の気分を害することもないので、意外と素直に聞いていただけるものです。
注意をするタイミングは周囲の状況をよく見て判断しましょう。周囲のお客様が店内で静かにされている時に、一人が騒いでしまうと店内全体に緊張した空気が走ってしまいます。そうなったら直ちに対応しなければなりません。
周囲のお客様は、店員がどのように対応しているのかを注意深く見ています。こういったトラブルを放置しているとお店に対する信頼感がなくなってしまうので注意しましょう。
なお、団体のお客様の一部が騒いだり備品を乱雑に扱っている場合は、その中で一番冷静な方を見つけて「備品などを破損した場合は弁償の請求をさせていただきます」と伝えます。
お客様の身を案じるような表現で伝えると、こちらの誠意や意図を受け止めてもらえるはずです。
犯罪にはその場で速やかに対処する
この他の迷惑行為として、灰皿やお皿と言ったお店の備品を持ち帰ろうとするお客様もいます。最近では爆買など外国人旅行客の方に多くあります。
実際にポケットや鞄に入れているのを目視した場合は、その場で注意しましょう。
なお、万引きや食い逃げなどでは言うまでもなく犯罪です。こうした行為を見つけたら、まずはトラブルを避けるため、相手がお店を出てから「お客様、商品のご精算はお済でしょうか?」などと声をかけます。その上で警察に連絡を取り対応します。
何でも一人で解決しようとはせずに、店長や責任者に報告して対応をお願いしたり、あるいは常に複数で対応するように決めておくとよいでしょう。
★最後に一言★
ルールを守っていただけない方が一人でもいるとルールを守らない人がどんどん増えていきます。