当たり前のことをしっかりやる
お客様の満足を損なわない最低限のサービスを続け続けることが信頼へと繋がります。
不満足要因を作らないようにする
お客様の接客に対する反応には
「感謝」
「感激」
「感動」
「喜び」
「満足」
「不満足」
「被害者意識」
があります。
この中で目指すべき最大のゴールは、やはりお客様に「感謝」していただくことです。
「感謝」していただくために、まず大切なことは不満足要因を作らないということです。
何か特別なことをするのではありません。ただ、当たり前のことを徹底するということです。
「良い口コミ」と「悪い口コミ」を比較した時に「悪い口コミ」は「良い口コミ」の20倍以上のスピードで広まって行くという研究結果があるのをご存知でしょうか?
ですので、まずは悪い口コミを広げないように、当たり前のことをきちんと積み重ねていくことが重要です。当たり前の積み重ねがお店に対する信頼へと繋がっていくのです。
基本は QSCの3つ
常にチェックしておくべき当たり前のこととして QSCが挙げられます。
Q(クオリティ)は商品の品質
S(サービス) はサービス
C(クレンリネス)は清掃
です。これらの効果は掛け算であるとも言われます。足し算ではなく掛け算ということが大とても事です。
例えば、どれだけ素晴らしい笑顔(サービスが100点)で接したとしても、料理の中に異物が入っていたら(クオリティ0点)となり、掛け算をすれば100×0=0。
それだけでお客様は二度と来てくれません。
また、どれだけ素晴らしい商品を扱っていても(クオリティ100点)虫がうじょうじょいるようなお店(クレンリネス0点)となり、掛け算をすれば100×0=0になり絶対に近づきたくありませんね。
つまり、QSC ではどこかに0点がついただけで全てが台無しとなってしまうのです。どの店にもマニュアルがあるものですが、これは QSC を満たすための行動指針です。マニュアルに営業開始前に「店前のゴミ拾いをする」いう項目があったとしましょう。それはクレンリネスを徹底し、お客様の不満足要因を減らすという目的を持っています。
お客様の信頼を損なわないためにも改めて QSC が設定できているかを確認してみましょう。
★最後に一言★
QSCを覚えにくい方は
クッパ(Q)がすごい(S)静か(C)にしてるで覚えてみてはいかがでしょうか?(笑)